ブランドコンセプト
日本を代表する伝統衣装である着物のデザインに多く使われている伝統文様「和柄」は、格調高く、幅広い年齢層に好まれ親しまれています。その反面、着物は「染め」や「織り」などの様々な製造工程を経て仕上がるため、必然的にそれに見合った相応の価格になり、着付や手入れの手間などと相まって、着物離れの要因といわれています。着物を着る機会が少なくなっていくことで、着物への関心が薄れていき、ひいては伝統工芸(技法)の継承が困難になっていくことに繋がります。
KAMODELでは、そんな古くは平安時代頃から慣れ親しんできた伝統文様を、Tシャツなど普段着として気軽に着れる衣服のベースデザインに採用することで、少しでも多くの人に着物や伝統技法を身近に感じてもらい、日本の伝統美への興味関心を紡いでもらえればと願っています。
また国連サミットで国際目標として掲げられたSDGsや地球環境への負荷軽減の観点から、KAMODELでは大量生産・大量消費を避けて、必要なモノを必要な分だけ生産する受注生産と、フェアトレードを取り入れ、商品の梱包につきましても再生プラスチック(PCR)を使った必要最小限の簡易包装にとどめています。